HSK6級に受かったーーー

今回はいつもの「遠距離受信」をテーマとした記事ではなく,一般的なブログっぽいことを書いてみます(なので,常体ではなく敬体だし,「なので」とかいう似非接続詞も使っちゃいます).表題にある通り,今年7月受験したHSK6級のスコアが合格基準とされる点数を上回りました(やったね!).ここでいうHSKとは,中国政府公認の中国語検定で,易しい順に1級から6級に区分されています.

 

実は,5月に4級,6月に5級を受験し,見事合格したので,ノリと勢いで6級も受けてしまったわけです.6級は,リスニング(听力),リーディング(阅读),ライティング(书写)の3分野から構成され,前二つはそれなりに対策をしたのですが,ライティングに関しては何も勉強しませんでした(というより,添削してくれる人がおらず,満足に勉強できなかった).結果は,リーディングでそこそこ稼ぎ,リスニングとライティングが耐えてくれた...という日本人受験者あるあるな感じでした.

 

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受験を経験して,分野別にとにかく以下のことを気を付けるべきだと思いました.

 

リスニングは,とりあえず聞こえた単語に関連してそうな選択肢を選ぶ.

リーディングは,小中高時代に培った漢字力をフルに生かす.

ライティングは,提示された文章を10分で覚えて要約する出題形式なので,とにかく暗記力を鍛える.

 

「なんだこれ...中国語に真正面から向き合っていないじゃないか...本当に中国語が身に付いているのか?」

 

というツッコミが来そうですが,確かに中国人との会話練習は全くやっていないので,日常会話はおそらくほとんどできません.しかし,中国のテレビ番組や映画など,字幕付きの放送であれば,難しい古典的な表現や最新の流行語などを除いて,大体理解し楽しめています.まあ,言い訳っぽくなりますが,語学学習なんてのは自分が楽しければいいわけなので,検定のスコアを高める遊びをしつつ,中国系のコンテンツに親しみ,末永く続けていこうと思います.